初期キリスト教美術(2-7世紀)

最終更新日

初期キリスト教美術とは、キリスト教の誕生からローマ帝国勢力圏内で発生し、604年教皇グレゴリウス1世の死までを指します。ローマ帝国ではキリスト教は禁じられていた為、弾圧が繰り返されていました。

カタコンベ

ひげを生やしたキリスト コモディッラのカタコンベ 4世紀末-5世紀初め ローマ

キリスト教が公認される313年のミラノ勅令までの遺跡や遺品はあまり残されていません。「カタコンベ」と呼ばれる地下墓所の壁画や石棺彫刻など、ごく限られています。

モザイク

キリスト教がローマの帝国の国教として公認されると、各地で教会が建設されるようになりました。これらの教会の内部はガラス片を嵌め込んで図像を描いていくモザイクによって装飾されました。絵画と異なり、細部や色の濃淡を表現することができない為、必然的に図像は単純化していきます。

受胎告知 5世紀前半、ローマ、サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂

tnj