Category: エジプトへの逃避

キリスト教美術の主題。『マタイによる福音書』2章 13~23によれば,イエス・キリスト降誕後,養父ヨセフは,夢に天使の告知を受け,ヘロデ王の嬰児虐殺のたくらみを避けてマリアとともにエジプトに逃れ,しばらくとどまったのちナザレに帰った。外典福音書やさまざまの伝承がこの出来事に多数の幻想的な物語をつけ加え,多くの美術作品に表わされた。幼児イエスを抱くマリアが子馬に乗り,袋と杖を持つヨセフが従うという旅の場面が最も一般的である。